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漢字文化を基礎とした中期朝鮮語文法および語彙表の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K02962
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 外国語教育
研究機関熊本学園大学

研究代表者

矢野 謙一  熊本学園大学, 外国語学部, 教授 (00271453)

研究分担者 岸田 文隆  大阪大学, 大学院人文学研究科(外国学専攻、日本学専攻), 教授 (30251870)
植田 晃次  大阪大学, 大学院人文学研究科(言語文化学専攻), 教授 (90291450)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
キーワード中期朝鮮語 / 杜甫 / 語彙 / 文法形式 / 諺解 / 文法 / 漢字文化 / 十五世紀朝鮮語 / 朝鮮語 / 十五世紀後 / 教材 / 語彙表
研究成果の概要

本研究は戦前の日本人研究者が行った研究法を復活させ、日本における漢文の書き下し文とその注釈の蓄積を生かし、現代朝鮮語を媒介とせず日本語から中期朝鮮語に直接触れることができるようにしようとする試みである。材料として『分類杜工部詩諺解』の詩を選んだ。これは他の諺解本が仏典、漢方医学、儒学の中期語訳で術語が多く、専門の知識が必要となるが、杜詩は文が短く、情景や心象の描写であり、日本で教育を受けた者にわかりやすいためである。これを土台に漢文、書き下し文、初刊本諺文を対照したテキストを作り、これに語彙の解釈し、文法の注釈を加えた本を作り、日本語から直接に中期朝鮮語を学べるようにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究は戦前の日本人研究者が行った研究法を復活させ、日本における漢文の書き下し文とその注釈の蓄積を生かし、現代朝鮮語を媒介とせず日本語から中期朝鮮語に直接触れることができるようにするための試みであった。テキストは15世紀に杜甫の詩を中期朝鮮語に訳した『分類杜工部詩諺解』を選んだ。これは杜甫の詩は文が短く情景や心象を描写し、仏典などのように特殊な用語を学ばずとも、日本で教育を受けた者にわかりやすいからである。杜甫の詩の漢文、書き下し文、初刊本諺文を対照したテキストに語彙の解釈し、文法の注釈を加えた本を作り、日本語から直接に中期朝鮮語を学べるようにした。

報告書

(7件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書
  • 2020 実施状況報告書
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2024-01-30  

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