研究課題/領域番号 |
17K02965
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
石崎 貴士 山形大学, 大学院教育実践研究科, 准教授 (20323181)
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研究分担者 |
園田 博文 山形大学, 地域教育文化学部, 教授 (10325590)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ストループテスト / 音声反応形式 / 第二言語習得 / 言語処理モデル / 教育系心理学 / 第二言語習得理論 / 言語情報処理過程 |
研究成果の概要 |
ストループテストを活用して第二言語学習者における母語と第二言語の処理の関係性について調べた先行研究では、そこでの主張に一貫しない部分もあり、また、方法論的な課題も指摘することができる。そこで本研究では、そのような方法論的課題を解決するために開発した新たなストループテストを用いて、母語と第二言語が類似した第二言語学習者と類似していない第二言語学習者を対象に実験を行った。その結果、これまで先行研究の中では主張における矛盾として捉えられていたものが、段階による一貫した共通のフレームで捉えられることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ストループテストを活用して第二言語学習者における母語と第二言語の処理の関係性について調べたこれまでの先行研究においては、そこでの主張に一貫しない部分が見られたが、従来の方法論的な課題を解決するために開発した新たなストループテストを用いて行った本研究での実験結果から、先行研究において矛盾しているように捉えられていた主張が、実は一貫した段階別の共通フレームにより解釈できることを示せたことは学術的な意義があると言える。
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