研究課題/領域番号 |
17K02979
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 城西大学 |
研究代表者 |
石川 正子 城西大学, 語学教育センター, 准教授 (10552961)
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研究分担者 |
鈴木 渉 宮城教育大学, 教育学部, 准教授 (60549640)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 外国語教育 / 第二言語習得 / 適性 / アウトプット / ライティング / ランゲージング / 言語適性 / 第二言語習得理論 |
研究成果の概要 |
ランゲージングとは、外国語(第二言語)学習者が疑問や問題に感じたことを話す、または書く活動で、これまで学習効果を高めることが明らかになっている。本研究では筆記版(筆記ランゲージング)に焦点を当て、その効果と学習者の言語適性の関係を検証した。その結果、筆記ランゲージングが適性の低い学習者の学びを助けることが示された。また、筆記ランゲージングの質と学びの関係も調べたところ、質の高いランゲージングをするほど、より大きな学びにつながることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では筆記ランゲージングが言語適性の低い学習者の適性を補うという結果を得た。この結果は、筆記ランゲージングが学習に困難を伴う生徒の助けとなる可能性を示唆している。また、筆記ランゲージングの量と質が学習と関係していることは、生徒に自分自身の理解について書かせる活動の有効性を示している。筆記ランゲージングが広く教育の場で活用されうること、特にレメディアル教育の場で広く活用されることが望まれる。
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