研究課題/領域番号 |
17K03027
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
吉田 国子 東京都市大学, 共通教育部, 教授 (40298021)
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研究分担者 |
加藤 貴之 長野県立大学, グローバルマネジメント学部, 准教授 (40383468)
南津 佳広 大阪電気通信大学, 共通教育機構, 准教授 (70616292)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自己調整学習 / 動機づけ / 学習者特性 / 英語習熟度 / メタ認知利用 / 自己調整アンケート / 5因子モデル / 教育効果・測定 / 学習記録 / 内省 / リメディアル教育 |
研究成果の概要 |
この研究の目的は、自己調整学習が困難な英語学習者を学習者の特性に基づいて分類し、その特性に合わせた支援方法を提案することであった。一連の調査の結果、パーソナリティ特性に基づく分類は困難であるが、自己調整学習を遂行するために必要なサブスキルに基づく類型化や支援方法の提案が可能であるという結論を得た。また統計上現れないものの聞き取り調査の中で相互に関係していると思われるサブスキルへの言及が見られた。このことから、今後の研究課題として、日本国内の教育環境を反映したより適切な調査ツール(アンケート)の開発が重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自己調整学習能力の獲得により、学習者が自身の進捗状況や理解度に基づいて学習を進めることができるようになるため、効率的な学習が可能になる。その能力を教室という場でいかに育んでいくのか、その方法の一つを解明しえたことが本研究の意義である。また同時に自己調整学習能力を支えるサブスキルのいずれに問題があるのかを突き止めることが、自己調整学習活動に重要な影響を与えるという示唆が得られたため、今後の研究課題へとつながることとなった。
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