研究課題/領域番号 |
17K03028
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
飯野 公一 早稲田大学, 国際学術院, 教授 (50296399)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | EMI / ELF / 英語 / 非英語圏 / 言語政策 / 言語教育 / 大学教育 / 社会言語学 / 英語教育 / アジア非英語圏 / 共通語としての英語 / 教育 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
アジア非英語圏で増加しつつあるEMI(English Medium Instruction)プログラムにおいて日本人学生と外国人学生の英語、およびその他言語使用やコミュニケーション活動の実態、またEMIプログラム卒業生等が仕事で求められている言語使用について、本研究を通じてより詳細なデータを収集、分析することができ、言語教育への政策提言の素地となった。研究期間全体を通じて、これまで十分な議論が見られなかったEMIのE(English)および他言語の使用実態および認識について、よりlingua franca, translanguage practiceとしての視点の重要性が確認された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
アジア非英語圏の大学においてEMIプログラムが大学の国際化を進展させる一方で、多くの大学が様々な課題に直面している。EMIが高等教育で果たす役割とは何か、グローバル人材教育とは何か、英語とは何か、といった問いが常に突き付けられている。学生、保護者、教職員、政策立案者、企業経営者等多様な利害関係者が影響を与え合い、それぞれ国・地域の歴史を通じて経験してきた英語との向き合い方(言語イデオロギー)と照らし合わせて、それぞれの答えを模索している状況である。英語がグローバルな市場参加のために必要であるとされる一方で、その他言語の地位、および自己の言語、文化アイデンティティが脅かされる事象も観察される。
|