研究課題/領域番号 |
17K03031
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 椙山女学園大学 (2020-2022) 愛知大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
安達 理恵 椙山女学園大学, 教育学部, 教授 (70574052)
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研究分担者 |
古家 貴雄 山梨大学, 大学院総合研究部, 教授 (30238696)
二五 義博 海上保安大学校(国際海洋政策研究センター), 国際海洋政策研究センター, 教授 (60648658)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | CLIL / 内容言語統合型学習 / 小学校外国語教育 / 異文化間教育 / 国際交流 / プロジェクト型学習 / 動機づけ / 主体的・対話的で深い学び / 小学校英語教育 / 4C / コミュニケーション / 外国語教育 / 協同学習 / 異文化交流 |
研究成果の概要 |
研究の目的①「日欧の教育現場における4CのCLILの実践事例の収集と類型化の枠組み」は、コロナ禍により十分な実践事例の収集はできなかったものの、日本で実践可能なCLILの枠組みを提案することができた。次に②「日本の教育状況に合わせたCLIL教材や指導方法」については、小学校との連携が難しかったため新しいCLILの科研課題に引きつぎ、より具体的なCLIL教材や指導方法を提案していく。そして、③「プロジェクト型の活動導入による多様な面を伸ばす指導方法」については、児童のCLILプロジェクト活動に対する態度には「自律英語学習」「情報収集と問題解決力」「外国人との関係性」の3因子があると分かった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本で実践可能なCLILの枠組みを提案することによって、教育機関や児童生徒の発達年齢や特徴を踏まえた実践が行えるようにした。次に日本の状況に合わせたCLIL教材や指導の具体例を示したことにより、日本人学習者が学びやすい環境を整えた。また、ヨーロッパの移民の児童のCLIL同様、愛知県を主とする外国籍児童の教育状況を把握してCLILを幅広い観点で捉え、4CのうちのCultureの意味を再認識することに貢献した。最後にプロジェクト型CLILの活動導入により外国語教育は、単なる単語やスキル習得ではなく、異文化の他者との関係性構築にも意義があることを確認し、AI時代の外国語教育の在り方を検証した。
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