研究課題/領域番号 |
17K03037
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
上田 眞理砂 立命館大学, 経済学部, 教授 (90309089)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2020年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2017年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
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キーワード | リスニング / 英語 / 応用言語学 / 日本人英語学習者 / audio perception / word recognition / 外国語学習 / ストラテジー / リスニング指導 / 理論 / エビデンス / 診断的指導法 / リスニング・ストラテジー / 英語教師養成 / 英語教育 / メタ認知 / 外国語教師養成 / 外国語教育 |
研究成果の概要 |
1)大学におけるリスニング指導の現状調査。中・高校で40年以上も前の旧態依然のリスニング『指導』を受けていた。理論に基づかない指導法である放置・丸投げをされるので、どこから始めたら良いのか、自分の弱点を知りたい、といった要望があることが明らかになった。2)リスニング教材の現状調査。2010年から2019年に出版されたリスニングに関する教科書100冊以上を調査したが、ストラテジーを活用しての指導がなされている教科書は皆無に近かった。3)英語教員研修カリキュラムの現状調査。文部科学省の外国語指導要領には「聞く」ができるように指導するとあるが、具体的な指導や訓練内容の記述はない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的意義についてはAnderson (2010)やSchneider & Shiffrin (1977)の理論が正しく、実践を目的とした場合においても活用できることを明らかにした。リスニングにおける学習者の弱点を可視化し、聞き取れなかった原因の特定、原因別の対処法を明らかにしたことである。本研究における社会的意義は、多くの学習者が抱えている「何故聞き取れないのか」「どうすれば良いのか」という問題に応え、具体的な学習方法を明らかにしたことである。医学のように問題部位を可視化し、原因を特定し、「治療」当たるという研究成果の社会的意義高いと考えている。
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