研究課題/領域番号 |
17K03062
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
黒田 智 金沢大学, 学校教育系, 教授 (70468875)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 歴史図像学 / 宝物論 / 地域史研究 / 中近世加越能地域 / 荘園・村落 / 烏兎記 |
研究成果の概要 |
本研究は、中近世日本の村落の宝物に関する文化史研究である。(1)現役の学校教員による中近世加越能地域史に関する20本の論考を収録した『草の根歴史学の未来をどう作るか』(文学通信)を刊行した。また(2)越中般若野荘(富山県砺波市)および薬勝寺の調査を実施し、大般若経をはじめとする宝物の伝来と地域社会との関係をまとめた。(3)明和6年小松勝光寺周好の日記『烏兎記』の翻刻、史料紹介を行なった。(4)加賀得橋郷(石川県能美市・小松市)牛島地区の明治期土地台帳のデータベースを作成した。そのほか、各地で文化財調査とフィールドワークをすすめ、加越能地域を中心とする個別の研究論文、口頭報告として公表した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
薬勝寺文書や大般若経(砺波市)、牛島地区区有文書(能美市)、熊野大仏や松龍寺千体仏(あわら市)などの新出史料を発掘するとともに、各種データベースや目録を作成した。これら加越能地域における多様な史料をあつかった新しい歴史学の史料論を展開し、論文や著書として刊行、合わせて地域の講座・講演、シンポジウムを通して地域に還元することをめざした。特に『草の根歴史学の未来をどう作るか』(文学通信)は、地域史研究および地域学習教材づくりを実践し、合わせて学校教育や教員養成のあり方についても提言をしている。
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