研究課題/領域番号 |
17K03081
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
松下 正和 神戸大学, 地域連携推進室, 特命准教授 (70379329)
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研究分担者 |
木村 修二 神戸大学, 人文学研究科, 特命講師 (10419476)
井上 舞 神戸大学, 人文学研究科, 特命助教 (30623813)
室山 京子 岡山大学, 社会文化科学研究科, 客員研究員 (80794239)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 自治会文書 / 庄屋文書 / 区有文書 / 町内会文書 / 地域住民 |
研究成果の概要 |
地域住民とともに自治会文書の内容解読や伝来に関する研究を行い、防虫・虫干しや保存箱・保管場所の確保など地区住民でも可能な日常的管理方法の開発や、自治会文書を利用した講演会の実施、大字誌作成やまちづくり活動等に利用する等の活用事例を積み重ねることで、地域住民の自治会保管文書の存在や意義の重要性に関する意識涵養や、文書保存を自治会引き継ぎ事項に加え、自治会文書を活用し続ける文化運動にまで高めることで、自治会長や住民の代替わりにも影響のない、恒久的な保全と活用のためのシステムづくりに寄与することが出来た。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
自治会保管文書内において、近世村の庄屋文書や近代の戸長・区有文書、戦前の町内会文書などの残存状況を調査することで、村の運営方式の経年変化を追うことが可能となった点が学術的な成果である。 また、本研究により、自治会文書が地域の履歴を示す記録であり、それを保全し活用することが地域コミュニティの存続や活性化と密接に関連することを、地域住民に示すことができた点が最大の社会的意義である。
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