研究課題/領域番号 |
17K03098
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
小林 信介 金沢大学, 経済学経営学系, 教授 (50422655)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 満州農業移民 / 中国残留邦人 / 満州移民 / 地域史 / 帰国支援事業 / 満洲農業移民 / 近現代史 |
研究成果の概要 |
満蒙開拓平和記念館が収蔵する資料の整理について。まず、資料目録の作成については、同館職員の協力もあって、目処を付けることができた。21年5月17日現在の登録件数は6,300を超えている。次に、目録の公開を通じて所蔵資料を社会的に活用する方策については、個人資料の扱いや目録の順次作成への対応という課題が生じたため確立するまでには至らなかった。ただし、資料の問合せへの体制を構築することができた点で一定の成果を上げることができた。 本研究を通じて収集・獲得した史資料や知見を基に構築したその他の研究成果は、単著論文1、学会報告1、講演6である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
満州移民史について近年になって注目されつつある“戦後”について、その全体像の構築にはまだ到らないものの、一端を明らかにすることができた。 また、満蒙開拓平和記念館が所蔵する資料は、義勇隊員の回顧録など貴重かつ希少な私家版が少なくない。その目録の作成によって、所蔵資料が有効活用されやすくなったことには、大きな学術的・社会的意義がある。
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