研究課題/領域番号 |
17K03104
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
源川 真希 東京都立大学, 人文科学研究科, 教授 (10264574)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 都市再開発 / 都市再生 / 東京 / 首都圏 / 規制緩和 / 首都改造 / 東京一極集中 / 首都圏基本計画 / 工業等制限法 / バブル崩壊 / グローバル化 / 都市改造 / 再開発 / 都市政治 / 都政 / 都市史 / グローバルシティ / ポピュリズム / 臨海副都心 / 東京オリンピック / フォーディズム / 新自由主義 / 中曽根民活 / 民間活力 / 日本近現代史 |
研究成果の概要 |
本研究は1960年代から2000年代にかけての東京を中心とした都市再開発政策の展開を、政治史、社会経済史的視点を織り交ぜながら分析したものである。その成果は、2020年3月に刊行された『首都改造 ―東京の再開発と都市政治』という形でまとめた。また1990年代のバブル崩壊から、2000年代の都市再生政策の展開に至る、東京と首都圏をめぐる政策とそれをめぐる相克を、第5次首都圏基本計画の策定過程を通じて解明しようとした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究で扱った対象は、これまで都市計画、社会学などで分析されたものだが、ここでは都市再開発の政治史、社会経済史上の位置づけを中心に再構成した。それによって都市再開発政策を、経済成長とその停滞のようす、国土政策と首都東京の関係、その時代の政権のあり方、自治体の政策体系などのなかで理解できるようになったのが、学術的意義である。また現在起こっている都市再開発をめぐる住民等との軋轢などの問題を、歴史的視野からで説明することができる。
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