研究課題/領域番号 |
17K03127
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
山内 民博 新潟大学, 人文社会科学系, 准教授 (40263991)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 韓国史 / 朝鮮史 / 家族史 / 身分 / 社会史 / アジア史 / 身分制 / 地方史 / 北朝鮮 / 戸籍 |
研究成果の概要 |
本研究では,19世紀から20世紀初の朝鮮北部地域に焦点をあてて戸籍を分析し,同地域の社会編成および家族・親族結合の特質と変化を検討した。まず,戸籍の記載内容において,これまで主たる研究対象であった南部地域とは異なる,北部地域に特有の特徴と変化がみられることを明らかにした。また,そうした特徴・変化に対応した社会秩序・親族結合についての事例研究をおこない,北部地域における柔軟な社会構造の一端を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,戸籍を中心に19世紀から20世紀初の朝鮮北部地域の社会編成・社会秩序の解明を試みたもので,これまで南部地域に重点を置いてきた朝鮮戸籍史研究を進展させる基礎的な成果である。より広くは,従来の南部地域をモデルに構築されてきた朝鮮史像の修正を提起し,韓国・朝鮮に対する多様で豊かな認識を提供するものであり,変動期東アジアの多様な姿を把握するための重要な成果となろう。
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