研究課題/領域番号 |
17K03191
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 成蹊大学 |
研究代表者 |
松浦 義弘 成蹊大学, 文学部, 客員研究員 (60229416)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ロベスピエール / フランス革命 / 世論 / パリの民衆 / テルミドール / フランス革命史研究 / 民衆の言説 / 大西洋世界 / テルミドール9日のクーデタ / テルミドール九日のクーデタ / 手稿史料 / 民衆運動 / 民衆の言説=意見 / 戦後歴史学 / ジャコバン独裁末期 / パリ / ロベスピエールの言説 / パリ民衆の言説 / 西洋史 |
研究成果の概要 |
本研究課題に関係する研究成果としては、『ロベスピエール:世論を支配した革命家』(山川出版社、2018年)、および「テルミドールにおける「ロベスピエール=王」という噂をめぐって」(佐々木紳ほか『歴史の蹊、史料の杜』風間書房、2023年)を上梓したことがある。 以上の他に、本研究課題とは直接関係しないが、「大西洋世界のなかのフランス革命」(木畑洋一ほか『岩波講座世界歴史15』2023年)、共編著『東アジアから見たフランス革命』(風間書房、2021年)、「フランス革命をどう考えればよいのか:拙著に関する服部春彦氏の批判をふまえて」(『史学雑誌』第28編第Ⅰ号,2019年1月)などを公にした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまでのロベスピエール研究は、ほぼすべてロベスピエールの著作だけに基づいてロベスピエールを論じており、ロベスピエールの権力掌握と失墜の問題をパリ民衆の世論=言説という観点から検討した研究は皆無である。本研究は、ロベスピエールに関するパリ民衆の世論=言説という新しいファクターをロベスピエール研究に導入するものであり、従来のロベスピエール研究を更新する研究になると想定される。 また、本研究は、革命期のロベスピエールの言説とパリ民衆の世論=言説を比較検討することによって、革命政治史や革命期の言説空間についても新たな知見をもたらす可能性をもつと思われる。
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