研究課題/領域番号 |
17K03206
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
吉井 秀夫 京都大学, 文学研究科, 教授 (90252410)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 考古学 / アジア考古学 / 朝鮮考古学 / 植民地 / 考古学史 / 朝鮮 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本各地で残されている朝鮮古蹟調査事業に関わる研究資料(遺物・実測図・写真・地図)の分析を通して、朝鮮古蹟調査事業がどのように進められ、研究資料が日本と大韓民国にどのように所蔵されることになったのかを明らかにした。そして、さまざまな資料の整理作業を通して、朝鮮古蹟調査事業の実態を明らかにするためには、日本に残っている関連資料を公開し、韓国側に所蔵されている資料と共有・活用していく必要があることを示すことができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通して、今西龍が収集したコレクションの学史的意義の一端を明らかにすることができた。また、これまで未公開である、あるいはその存在が注目されてこなかった写真や地図を集成・検討して、その学術的意義を明らかにすることができた。そして今回の研究成果を、日本と大韓民国で開催された学術会議や市民講座で報告するだけではなく、オンラインシンポジウムを開催することで、さまざまな国籍・立場の人々と意見交換し情報共有することができた。
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