研究課題/領域番号 |
17K03227
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 公益財団法人古代学協会 |
研究代表者 |
石井 清司 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 客員研究員 (60768901)
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研究分担者 |
植山 茂 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 客員研究員 (00106642)
高橋 照彦 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10249906)
山田 邦和 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授 (30183685)
網 伸也 近畿大学, 文芸学部, 教授 (60708048)
白石 純 岡山理科大学, 生物地球学部, 教授 (70434983)
市川 創 公益財団法人古代学協会, その他部局等, 客員研究員 (80372134)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 平安時代 / 緑釉 / 多分野協働型研究 / 考古学 |
研究成果の概要 |
本研究では、平安期を特徴づける緑釉陶器・緑釉瓦について、考古学と文献史学、理化学が協働することにより、知見を深化することができた。その具体的な方法は、考古学の中でも陶器研究と瓦研究相互の研究者が議論すること、蛍光X線を用いた胎土の分析、測色装置を用いた色調の分析などであり、それらの方法論の総合化を図った。その最も端的な成果は、平安京の後背地にある洛北・洛西・篠窯の緑釉陶器・緑釉瓦生産の実態を明らかにしえたことである。また協働研究の成果は、報告書として刊行したほか、一般市民向けのシンポジウムを開催し、社会への還元を図った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究が実施した多分野協働型研究により、陶磁器と瓦を総合的に捉える視点が形成され、また自然科学分野との協働により、一層の成果が得られるであろうという見通しが得られた。平安時代の緑釉陶器・瓦に関する知見が深化されたのみならず、本研究により他の時代の資料に関しても援用可能な方法論が形成されたと考える。 また平安時代は一般的に、日本国民の関心が高い時代であると考えられる。この平安時代を象徴する緑釉陶器・瓦に関する理解を深めたことで、市民が歴史に興味をもつ材料を提供できるものと考える。
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