研究課題/領域番号 |
17K03242
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 関西学院大学 |
研究代表者 |
波江 彰彦 関西学院大学, 教育学部, 准教授 (40573647)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 廃棄物 / ごみ管理 / ごみ排出行動 / 3R / 環境教育 / 大都市 / 離島 / ごみ / 隠岐の島町 / 上勝町 / アンケート / リサイクル / 神戸市 / 地理学 / 人文地理学 / 廃棄物処理 / 廃棄物再資源化 / 都市 |
研究成果の概要 |
本研究は,COVID-19の影響を受けて計画変更を余儀なくされたものの,研究全体を通して下記の成果を得た。(1)大都市におけるごみ管理の特徴と課題に関する研究では,2000年代以降のごみ減少とリサイクルの進展に焦点を当てて大都市での調査を実施し,各都市の特徴や課題を明らかにした。(2)離島地域におけるごみ管理に関する研究では,島根県隠岐の島町を対象として調査を進め,①住民のごみ排出行動・態度の特徴,②ごみに関する教育・啓発の改善点の2点について研究成果を得た。(3)3R先進地域における施策・取組に関する研究では,3自治体を対象に調査を進め,高いリサイクル率の要因や取組の共通点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究においては,大都市地域を対象とした調査研究は計画通りに進まなかった一方で,離島地域におけるごみ管理や縁辺的な地域における3Rの先進的施策・取組については一定の研究成果を得ることができた。地理的条件の不利性から多くの離島地域が困難な地域課題を抱えている中で,離島地域のごみ問題に関する本研究の成果は離島地域の持続可能性に寄与するという点で意義があると考える。また,近年SDGsや循環経済は持続可能なまちづくりや地域活性化の重要なキーになると考えられており,3Rの先進的地域について調査した本研究の成果はこうした世界的潮流と関連づけることができると考えている。
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