研究課題/領域番号 |
17K03243
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 兵庫教育大学 |
研究代表者 |
吉水 裕也 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 理事(副学長) (60367571)
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研究分担者 |
佐藤 克士 武蔵野大学, 教育学部, 准教授 (10706857)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 社会科教育 / 地理教育 / 主権者教育 / 公共空間デザイン / 公共空間マネジメント / ダイバーシティデザイン / 流域思考 / まちづくり / 空間デザイン / 空間マネジメント |
研究成果の概要 |
公共空間のデザイン力および公共空間のマネジメント力の形成を通して,児童・生徒の主権者としての資質・能力を育成するための単元構成および具体的な授業開発を行った。 児童・生徒が、公共空間デザイン力および公共空間マネジメント力を、まちづくり学習を通して身につけるために、①まちづくり学習に関する先行研究のレビュー、②ダイバシティデザインの考えに基づいた持続可能な地域社会づくりのための空間デザイン能力の定義、③流域を単位としたサスティナブルなまちづくり学習を可能にするフレームワーク開発、④フレームワークに基づく中学校地理的分野単元プラン「猪名川サスティナブルデザインプロジェクト」の作成を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主権者教育としての社会科教育、特に地理教育に関する実践事例は比較的少ないと言って良いだろう。本研究は、公共空間のデザインやマネジメント力の形成を通して、地理教育が主権者教育としても機能することを示し、その具体例として、流域という実質的なスケールに基づいた地域を対象とした授業開発を行うことにより、主権者としてまちづくりに関わる児童・生徒を育成する単元プランを作成し、具体的な授業事例を共有することができた。
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