研究課題/領域番号 |
17K03263
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
生田 真人 立命館大学, 文学部, 教授 (40137021)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 世界都市論 / 大都市圏 / 多国籍企業 / 国際金融 / 世界経済 / 世界金融危機 / 発展途上国 / 生活環境 / ニューヨーク / 金融郊外化 / コネチカット州グリニッジ / レビットタウン / ロンドン / 香港 / ジャカルタ / シンガポール / 都市国家間関係 / 国際的地域統合 / 都市国家 / マニラ / ジョホール州 / 東京 / アジア / 東南アジア / 世界都市 / 経済地理学 / アジア経済 |
研究成果の概要 |
この研究は、1980年代以降に拡大した世界都市論の課題を提示して、その方法論を再検討した。世界都市論は、ニューヨークなどの先進国の大都市政策と多国籍企業論や都市社会論などの学術面の議論が融合して展開した。従来の主な対象都市は、多国籍企業が集中する拠点や世界的観光地などの大都市であった。しかしアジア諸国の経済成長を考慮しつつ、本研究は中国やインドなどの発展途上国の大都市圏を世界都市論の対象に組み込む際の論理を構築した。さらに、従来採用されてきた企業中心の都市の見方それ自体を再検討し、大都市圏居住者の生活に注目する視点を提出した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
世界都市論は、経済学・社会学・地理学などの個別的な学問分野を横断的に発展してきた新たな研究領域であり、1980年代以降の先進国を中心に研究が進展してきた。この研究では、主に英語圏の研究を対象にして研究課題を指摘し、発展途上国の大都市を含む新たな世界都市論を追求した。現代の世界経済の再編と都市化の進展に対応して、本研究は世界の主要都市に対する見方を再考する機会を提供することを目指した。
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