研究課題/領域番号 |
17K03346
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
宇賀 克也 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (90114397)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2021年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 匿名加工情報 / 非識別加工情報 / 匿名加工医療情報 / オープンデータ / 次世代医療基盤法 / 医療ビッグデータ / 個人情報保護 |
研究実績の概要 |
この期間、匿名加工情報、非識別加工情報についての研究を進め、その成果として、『個人情報保護法の逐条解説(第6版)』(有斐閣)を刊行した。同書では、法律のみならず、政令、総務省令、個人情報保護委員会規則も含めて、匿名加工情報、非識別加工情報制度について、詳細な解説を行った。また、「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」(次世代医療基盤法)についても研究を行い、これについて、立案に当たられた岡本利久内閣官房健康・医療戦略室参事官(当時)との対談を行政法研究25号に掲載したほか、ジュリストに「医療ビッグデータの利用と保護ー次世代医療基盤法」を執筆した。さらに、次世代医療基盤法の解説を2018年6月に刊行した『自治体のための解説個人情報保護制度』(第一法規)第2部第3章で行ったほか、季報情報公開・個人情報保護という雑誌で3回連載して、同法についての解説を行った。また、個人情報保護委員会事務局長、総務省行政管理局長、岡村久道弁護士、新保史生慶応義塾大学教授とともに、個人情報保護に関する座談会を行い、「法の支配」の2019年1月号に掲載されたが、その中でも、匿名加工情報、非識別加工情報、匿名加工医療情報について議論した。 「法の支配」2019年1月号では、わが国における個人情報保護法制についての論文を執筆した。また、次世代医療基盤法の逐条解説書を執筆した。同書は、2019年4月に、有斐閣から刊行される予定である。
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