研究課題/領域番号 |
17K03360
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
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研究機関 | 東京都立大学 |
研究代表者 |
門脇 雄貴 東京都立大学, 法学政治学研究科, 准教授 (50438115)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2017年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
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キーワード | 命令 / 行政命令 / 執行命令 / 行政法 / 委任命令 |
研究成果の概要 |
本研究は、わが国の行政法学説において、委任命令と対比される執行命令の概念が必ずしも十分に明確にされていないという課題を指摘した上で、その原因を検討した。日本の行政法学がその黎明期に参照したとされる19世紀のドイツ国法学の源流にさかのぼり、当時の学説において用いられていた、「法規」「行政命令」「委任命令」「執行命令」といった諸概念が理論的に整序されていなかったことが、今日のわが国の通説にも影響を与えていると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、これまで学説上必ずしも十分に意識されてこなかった問題を検討した点において学術的意義を有するとともに、ひいては、行政実務および判例において命令の権限が扱われる場面で社会的意義を有することになると思われる。
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