研究課題/領域番号 |
17K03388
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際法学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
黒神 直純 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (80294396)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 国際連合 / 国連 / 国際機構 / 内部法 / 国際法 / 国連法 / 国際機構法 / 国連憲章 / サンフランシスコ会議 / 国連組織法 / 国際法学 / 国連組織 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、国連創設以来、国連を構成する組織に関して生起したあらゆる法現象を分析することにより、国連の組織における法秩序の全容を明らかにすることであった。そこには憲章を頂点とした一定の法秩序が形成されている。国連創設後機関で定められた成文法規則や、各機関や加盟国の実行に基づく慣習規則などさまざまな規範とその生成メカニズムを明らかにしておくことは、国連研究はもとより、これまで十分に明らかにされてこなかった国際機構法体系の重要な一部を構成する組織法(あるいは「内部法」)研究として大きな意義を有することになると考え、研究を行った。論文を通じた研究成果の公表など期間中に大きな成果があった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、わが国の国連研究および国際機構法研究において、国連組織法に関する包括的かつ本格的な研究は皆無であり、本研究が唯一重要な研究となりうる。また、本研究は、国際法・国際機構法のみならず、国際政治学・国際行政学等にもまたがる学際的研究であることはもちろんのこと、実務上および教育上の価値も十分にある。例えば、昨今、日本から国連に人的貢献を果たすことが急務とされているところ、本研究は、グローバル人材の育成という観点から、今後外交官や国連職員として国際舞台での活躍を目指す者やその指導に当たる者にとっても、きわめて有益かつ必要な情報を提供することを確信する。
|