研究課題/領域番号 |
17K03493
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
川角 由和 龍谷大学, 法学部, 教授 (80204725)
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研究分担者 |
中田 邦博 龍谷大学, 法学部, 教授 (00222414)
若林 三奈 龍谷大学, 法学部, 教授 (00309048)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 民法 / ヨーロッパ私法 / ドイツ法 / 契約法 / 比較法 / 消費者法 / 不当利得法 / 物権法 / 私法 / EU法 / 共通法 / 不法行為法 / 共通化 / 債権法 / 日本民法 / ヨーロッパ契約法 |
研究成果の概要 |
ヨーロッパ私法の展開について、従来の関連研究の成果を踏まえてさらに研究を進行させた。ヨーロッパ私法や消費者法の改正に関する基礎的な資料を検討・分析し、翻訳も行った。それらは、日本民法の改正のモデルとしても利用できるものである。それと同時に、外国人研究者との積極的な交流を行った。外国で開催された学会や研究会にも参加した。多面的に国際交流を深め、ヨーロッパ私法に関する情報を収集した。日本法の情報も発信した。その成果として、2020年3月に『ヨーロッパ私法の展望と日本民法典の現代化』を刊行した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、グローバルな比較法的な観点から進行されたものであり、とくに日本私法に大きな影響を与えてきたヨーロッパ私法や消費者法を参考に、それらの社会市場における法秩序の在り方とともに、市民の権利実現の在り方を検討し、それらの関係を分析するものである。それは日本私法の展開を考えるうえで不可欠となる基礎的な学術的研究として参考にされるであろう。また、本研究成果を一冊の本にまとめることによって、社会的なアクセスを高め、研究の全体像を提示することができた。
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