研究課題/領域番号 |
17K03500
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
村井 麻衣子 筑波大学, 図書館情報メディア系, 准教授 (80375518)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
中途終了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 著作権法 / 知的財産法 / 図書館 / 図書館情報学 / 権利制限 / 著作権の制限 / アーカイブ / 著作権の制限規定 |
研究成果の概要 |
本研究は、図書館情報学の知見を踏まえたうえで、図書館やアーカイブの法的な位置づけや意義・機能を検討し、図書館等に関する著作権法の解釈・立法への示唆を提示することを目的とする。 図書館・アーカイブと法に関わる情報収集を広く行うとともに、図書館等に関係する著作権の制限規定に関する調査等を進めた。また、本研究課題の期間において、インターネットを通じた図書館資料の一定の提供を可能とする著作権法改正の動きがあったため、改正の動向に関する情報収集に努めた。権利者の利益を確保しつつ、図書館等の機能を発揮することを可能とするような著作権法の制度設計について検討を引き続き進めている。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
インターネットやデジタル技術の発達した現在、技術的には可能であるにもかかわらず、著作権法上の制約によりアーカイブの構築や図書館サービスの提供が実現できないことがある。本研究は、図書館やアーカイブに関して、権利者の利益の保護に配慮しつつ、技術を活用した適切な利用を行いうる著作権法のあり方を提示することを目指すものであって、著作権法上の解釈・立法上の課題を解決することで学術的な寄与をもたらすとともに、社会的な利益に貢献しようとするものである。
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