研究課題/領域番号 |
17K03530
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
安達 亜紀 東京大学, 大学院総合文化研究科, 学術研究員 (60724507)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 東ドイツ / 環境政策 / 地域再生 / 環境 / 地域活性化 / 環境破壊 / 旧東ドイツ / 産業崩壊 / ヨーロッパ |
研究成果の概要 |
本研究では、旧東ドイツ時代や東西統一後に重大な環境汚染や産業崩壊が生じた地域における、その後の対策について調査・分析を行った。東ドイツ中部のビッターフェルトでは、旧東ドイツ時代の「負の遺産」である深刻な地下水汚染が今日も残されているが、その環境対策や地域再生への取り組みは、現在では1つの成功事例として捉えることができる。ただし、環境に配慮した形での地域再生は、他の旧東ドイツ地域においても同様に成功している訳ではなく、地域間で格差も生じていると考えられる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
旧東ドイツ時代の環境破壊や環境保護運動、それらと関連があったベルリンの壁崩壊前の市民運動については、既に様々な研究がなされているが、旧東ドイツで深刻な環境汚染が生じた地域の再生に焦点を当てた社会科学的な研究は、あまりなされてこなかった。このため、本研究は東西ドイツ統一から30年が経過する2020年に向けて、その環境対策や地域再生への試みについて調査、分析を行った。また、甚大な環境破壊や産業崩壊が生じた地域の再建、環境に配慮した持続可能な地域づくりは社会的に重要課題となっており、本研究ではこれに関する事例の分析を行った。
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