研究課題/領域番号 |
17K03537
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
待鳥 聡史 京都大学, 法学研究科, 教授 (40283709)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 多元的政治制度 / 政党組織 / 国際比較 / 多数派形成 / マルチレヴェル / 議会 / アメリカ政治 / 地方政治 / 比較 / 大統領制 / 政治学 / 政治制度 / 比較政治 |
研究成果の概要 |
本研究課題は、選挙制度の比例性と執政制度の分散度によって規定される、政治制度の多元性の程度に注目し、とくに多元的政治制度における多数派形成がどのような特徴を持つのかについて、国際比較を含め検討を進めようとするものである。とりわけ、近年注目されている政治現象である、ポピュリズム勢力(ポピュリスト政党)の台頭、マルチレヴェルミックスの影響などについて、制度分析の観点から考察を深めたことは、本研究課題の大きな成果であったといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究課題の成果は、理論的分析と経験分析の2つについて出された。理論的分析においては、政治制度の多元性の程度が政党政治の態様や政策過程での多数派形成に影響を与えること、今後の政党政治の方向性を考える際にはその点を無視できないことなどを示すことができた。経験分析に関しては、現代日本におけるポピュリズム勢力の台頭が国政と地方政治で大きく異なることに注目し、それが政治制度の多元性の差異によってもたらされている可能性を示すことができた。
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