研究課題/領域番号 |
17K03565
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
Kellam Marisa.A 早稲田大学, 政治経済学術院, 准教授 (30711866)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | comparative politics / media freedom / democracy / democratic backsliding / accountability / Comparative Politics / Media Freedom / Democracy / Democratic Backsliding / Accountability / Representation / political institutions |
研究成果の概要 |
本研究では、民主主義国家でのメディアの自由度の低下に着目した。トートロジーに陥るのを回避するために、本研究では民主主義を構成する諸要素とメディアの自由度を区別し、概念化・操作化した。通常、民主主義国家における報道の自由は、執政府への権力集中を抑制し、立法府や執政府の独立性を促進する。本研究では、報道の自由への制限は、政府機関の独立性や民主的アカウンタビリティを構成する諸要素を逐次的に低下させると指摘する。本研究から以下が明らかとなった。メディアの自由度が低下すると、選挙不正が増加し、執政府の権力への制約が低下する。また、メディア自由度の低下は民主的アカウンタビリティを侵食する持続的効果をもつ。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
This project contributes to the growing scholarly literature on democratic backsliding. Journalists, policymakers and citizens also worry about the state of democracy in their countries and around the world. This research advances our understanding of the process by which democracy deteriorates.
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