研究課題/領域番号 |
17K03578
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 埼玉大学 |
研究代表者 |
近藤 久洋 埼玉大学, 人文社会科学研究科, 教授 (20385959)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 新興国 / 南南人道主義 / 国際人道レジーム / 規範 / アイデンティティ / 人道支援 |
研究成果の概要 |
本研究は「南南人道主義」という観点から新興ドナーによる人道主義・人道援助の形成・変容に見られる独自性を理解することを目的としていた。 特に、人道主義という規範が新興国の多国間援助にどのように展開してきたかに注目して、中国・中東湾岸諸国・南アフリカの事例を中心に調査・分析を行った。中国・中東湾岸諸国・南アフリカも独自の多国間人道主義を制度化してきているが、両事例とも西側諸国が制度化した多国間人道主義とも連携してきたことも判明している。こうした指摘を査読付き論文(英文)等で行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
新興国の多国間援助は人道援助であるかどうかを問わず、西側諸国が作り上げた多国間援助を揺るがすのではないかとみなされてきたが、本研究では、中国・中東湾岸諸国・南アフリカにおいても、人道援助に関しては、既存の多国間援助と必ずしも異質であるとは限らないことが示唆された。新興国援助については、分野によって伝統的な援助アーキテクチャと異質もしくは調和的であり、分野ごとに検討する必要性が示唆された。
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