研究課題/領域番号 |
17K03595
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 明治学院大学 |
研究代表者 |
池本 大輔 明治学院大学, 法学部, 教授 (40510722)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | イギリス政治 / サッチャー政権 / ブレグジット / グローバル化 / 欧州連合 / 欧州懐疑主義 / サッチャリズム / EU / ポピュリズム / EU / 政党政治 / 欧州連合(EU) / 欧州連合(EU) / 政治学 |
研究成果の概要 |
本研究は イギリスのEU離脱(ブレグジット)の政治内在的な説明を提供することを目的とする。具体的には、サッチャー政権期に起きたイギリス政党制の再編成により各政党の対EU政策が大きく変化したことが、ブレグジットの一因あったことを証明しようとしている。二大政党の保守党・労働党の立場の変化については解明に近づいたが、スコットランド国民党等の小政党については、コロナ禍で資料収集が行えなかったこともあり、さらなる研究が必要である。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ブレグジットの原因については、歴史的な要因や経済的な要因を挙げる議論が一般的である。現在先進国の民主政治の中で、グローバル化に対する不満の噴出が大きな問題となっているが、本研究は、ブレグジットについて政治内在的な説明を提供することを通じて、そのような不満がどのような形をとり、どのような結果になるかは、歴史制度論者が主張するように各国の政治制度や過去の政治紛争によって左右されることを示す。
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