研究課題/領域番号 |
17K03603
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
山田 哲也 南山大学, 総合政策学部, 教授 (00367640)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 機能主義 / ミトラニー / グローバル・ガバナンス / 国際機構論 / ウルフ |
研究成果の概要 |
本研究に着手した経緯は、国際機構を巡る理論研究の中で、20世紀半ばに唱えられた「機能主義」と、近年流行しているグローバル・ガバナンス論の接合を試みることであった。この目的の為、研究期間を通して、イギリスにおける史資料の収集とグローバル・ガバナンスに関する論文・書籍の渉猟を実施した。 校務多忙もあって、未だ総括的な論文執筆には至っていないが、近々、これについても着する予定であり、それを通じて機能主義とグローバル・ガバナンス論を架橋する研究成果として公にするつもりである。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて、国際機構論においては余り省みられることのなかった、戦間期の国際秩序構想について、機能主義を中心に知見が得られたことは成果として挙げられる。その一部については、すでに『国際機構論入門』(東京大学出版会、2018年)において概説書レベルではあるが、機能主義とグローバル・ガバナンス論の関係について一端を明らかにしたところである。今後は、前述の通り、両者の関係に関する総論的な検討を行い、改めて公にすることを通じて、研究成果を発信することとしたい。
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