研究課題/領域番号 |
17K03605
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
足立 研幾 立命館大学, 国際関係学部, 教授 (70361300)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 安全保障 / セキュリティ・ガヴァナンス / 非政府組織 / セキュリティ・ガバナンス / 非国家主体 / 規範 / グローバル・ガバナンス / ミャンマー / 常備軍 / コスタリカ / ガヴァナンス論 / 非政府主体 |
研究成果の概要 |
本研究を通して、西欧型セキュリティ・ガヴァナンス概念でとらえられていなかった、多様な、政府と非政府組織の協働の態様を浮き彫りにすることができた。当初想定していたのと異なり、政府機構がしっかりとしている近代国家においても、必ずしも政府が安全保障政策を独占していない状況が発見された。とりわけ、権威主義的要素がつよい政府の場合、政府が直接手を下しにくい安全保障上の問題への対応において、非政府組織を「活用」する傾向が観察された。法を逸脱する行為を、安全保障の名のもとに「非公式」な協働によって行う行為という新たな発見も加え、セキュリティガヴァナンス概念の地平をさらに拡大することに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
政府と非政府組織の間にみられる様々な協働の態様を浮き彫りにしたことが、本研究の意義である。とりわけ、セキュリティ・ガヴァナンスの議論が、これまで西欧の事例に偏ってきたことで、見落とされていた政府と非政府組織の協働がもたらすネガティブな現象を明らかにした意義は大きい。本研究の成果は、安全保障における政府と非政府の関係を再検討する際に、重要な土台となりうるものである。
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