研究課題/領域番号 |
17K03613
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 小樽商科大学 |
研究代表者 |
中島 大輔 小樽商科大学, 商学部, 教授 (60715332)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 意思決定理論 / 顕示選好理論 / 行動経済学 / 産業組織論 / 契約理論 / 経済理論 |
研究成果の概要 |
本研究では何らしかの理由で全ての選択肢を検討できない消費者の選好をどのように推計するかが主要なテーマである。具体的には(1)意思の力が足りないために望ましい選択肢が選ぶない消費者、(2)選択肢が多すぎるが故に望ましい選択肢を見落としてしまうような消費者、に関して、その選好をどのように推計するかを明らかにした。 それに加えて、(1)のような消費者が自分の意思の力の欠如に無自覚な場合、そのような消費者を搾取しようとする企業がどのような価格・製品設定をするかを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、さまざまな理由で全ての選択肢を検討できず自身にとって望ましい選択肢を選べないような消費者の選好・行動パターンを明らかにした。またそのような消費者を搾取するような企業行動がどのようなものかを明らかにした。この解明は、より望ましい消費者保護政策を明らかにする手掛かりになると考えられる。
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