研究課題/領域番号 |
17K03634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
Veszteg Robert 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (30597753)
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研究分担者 |
船木 由喜彦 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (50181433)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | experiments / matching / bargaining / decentralized markets / unstructured interaction / fairness / stability / decentralization / matching markets / social learning / laboratory experiments / human decision-making / learning / axioms / experimental economics |
研究成果の概要 |
我々の研究は、実験室内での非制限的で分権的な状況下の人間の相互依存関係である。人がいかに相手を探すか=マッチング問題、共同利益を分けるか=交渉問題での人間の行動を分析した。
多くの理論モデルの仮定と異なる重要な結果が出た。マッチング問題では少数の意思決定者のみが洗練された行動をし、戦略的状況を完全に理解する為、(将来的な総利益でなく、直近の現状改善を考える)個人近視眼的行動が分権的市場で支配され、(市場の失敗を解決する為の)中央集権的解では望ましい解が出ない。この実験での行動は、理論的な解の公理としてよく使われる幾つかの標準的公理=効用のアフィン変換からの独立性や中間点の優位性等とも合致しない。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Our empirical results deliver important feedback to theoreticians on some of the widely-used basic assumptions on human rationality and axioms of fairness. By identifying more realistic assumptions, we contribute to creating better institutions for human interaction.
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