研究課題/領域番号 |
17K03651
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済学説・経済思想
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研究機関 | 大月短期大学 |
研究代表者 |
内藤 敦之 大月短期大学, 経済科, 教授 (40461868)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 金融化 / 金融主導型レジーム / ネオ・リベラリズム / ネオ・リベラリズム的政策 / フーコー / 緊縮政策 / ポスト・ケインジアン / 現代貨幣理論 / 反緊縮政策 / 認知資本主義 / 生政治 / マクロ・レジーム / 金融不安定性 / ミンスキー / 流動性選好 / 経済政策 / 統治性 |
研究成果の概要 |
本研究では、金融主導型レジーム、すなわち、金融化が進展し、金融の役割が増大しているマクロ経済レジームにおけるネオ・リベラリズム政策を主題としている。成果としては、第一に、金融主導型レジーム及びその基礎となる金融化について検討を行い、第二に、ネオ・リベラリズム政策に関しては、ネオ・リベラリズムとは何かという点をフーコーの分析を参考に考察している。第三に、ネオ・リベラリズム政策への批判としての反緊縮政策の理論的基礎として表券主義の貨幣理論の検討を行った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、金融化、すなわち、金融的な現象が経済及び社会において重要度を増していく傾向が主導的なマクロ経済システムがどのようなものであるかを明らかにした上で、いわゆるネオ・リベラリズム的政策がそういったレジームとどのような関係にあるのかを明確にする目的で行われている。また、ネオ・リベラリズム政策とは何かという点をフーコーの議論を参照することによって、ネオ・リベラリズムに関して拡散している議論をまとめ直すという意図に沿って考察している。
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