研究課題/領域番号 |
17K03708
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
寺西 勇生 慶應義塾大学, 商学部(三田), 准教授 (50710456)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 最適金融政策 / 流動性の罠 / 期待 / ゼロ金利政策 / インフレの慣性 / インフレ期待 |
研究成果の概要 |
本研究では、流動性の罠に陥った状況下での金融政策のありようについて(再)考察を行った。2つの論文を執筆して、世界的に高く評価されているトップジャーナルに一本は掲載済み、もう一本は投稿に向けて準備を行っている。「Role of Expectation in a Liquidity Trap」(掲載済み)では、インフレ期待が固定されたり、慣性的な動きをする場合の、流動性の罠の下での金融政策を分析した。「Liquidity Trap and Optimal Monetary Policy Revisited」では、流動性の罠の下で、インフレ率に慣性的な動きがある場合の最適金融政策を分析した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
流動性の罠の下で人々の期待形成が金融政策運営にとって非常に重要であることを明らかにすることができた。また、研究結果を、世界的にレベルの高い学術論文に掲載することや、セミナーなどで発表することを通じて、学術界に留まらず広く社会に発信することができた。
|