研究課題/領域番号 |
17K03715
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済政策
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研究機関 | 中央大学 (2019) 東洋大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
川崎 一泰 中央大学, 総合政策学部, 教授 (40338752)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 経営管理 / 生産性 / バス事業の効率性 / 公民連携 / 公益事業の生産性 / PPP / 公益事業の経営 / 効率性 / 社会資本 |
研究成果の概要 |
分析の結果、経営管理が企業パフォーマンスに対する影響はポジティブで、適切な経営管理を実施することで企業パフォーマンスを向上させることがわかった。これは我々が分析した範囲においては、公共部門、民間部門、公益法人などでは大きな違いはなかった。むしろバス事業などでは公共部門の方が経営管理をしっかりしているところもあった。こうした結果を受けて、公益事業については単なる民間活用が望ましい訳ではなく、民間の経営管理をどのように取り入れるかが重要であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
公益事業においても公民連携が推進されているが、民間に任せ、公共部門は監視していればよいという話にはならない。民間から何を学び公益事業に活かすかが重要であることを示唆する結果となった。 学術的には経営管理と生産性の関係に関する研究が世界中で進められているが、公共部門あるいは公益事業に関する研究はほとんどなされておらず、その部分を進めた研究という意味での一定の貢献をしているものと考えている。
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