研究課題/領域番号 |
17K03806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
浅野 貴央 岡山大学, 社会文化科学学域, 教授 (40423157)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 曖昧性 / リアルオプション / 曖昧さ |
研究成果の概要 |
本研究は「滑らかな曖昧性モデルとリアルオプション:理論と応用」というタイトルで研究を行った。当初、3年間のプロジェクトだったが、新型コロナウィルスの影響を受けて、3年間延長し、計6年間のプロジェクトとして実施した。リスクとは異なる曖昧性が意思決定者の行動にどのような影響を与えるかに関して分析を行い、従来のリスクとは異なる研究成果を得た。本研究プロジェクトによって、リスクとは異なる曖昧性を分析する意義が一層明らかになったと考えている。本研究プロジェクト終了後も、曖昧性の研究を進展させ、意思決定における曖昧性の役割に関する研究を継続する。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究プロジェクトはリスクとは異なる曖昧性という概念が意思決定者の行動にどのような影響を与えるかに関する理論・応用研究である。従来の経済学では、リスクの枠組みで意思決定問題が分析されてきたが、人々の行動を上手く説明できない結果が少なくなかった。本研究プロジェクトは、従来のリスクに関する研究を曖昧性の概念まで拡張することで、従来の枠組みでは解明できなかった意思決定者の行動を説明する結果を提示した。本研究プロジェクトの成果は曖昧性の重要性に光を当てると同時に、更なる研究の必要性を認識させ、今後の応用研究を進展することが期待される。
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