研究課題/領域番号 |
17K03859
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 高千穂大学 |
研究代表者 |
田口 和雄 高千穂大学, 経営学部, 教授 (70407659)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 労働史 / オーラルヒストリー / 労働運動 / 人事労務管理 / オーラル・ヒストリー / 人事処遇 / 国際労働運動 / 産業別組織 / 経済史 / 経営史 |
研究成果の概要 |
本研究は、1960~80年代に従事した労働運動に携わった労働実務者等へのオーラルヒストリー調査を行い、当時の労働運動の実態について当事者の視点に立った証言記録を収集した。第1に、本研究協力機関の支援を受けて、新規のオーラルヒストリー調査を労働実務者3人に対して、1人4回程度実施し、調査から得た証言記録を報告書にとりまとめた。第2に研究活動の中で得られた戦間期の個別企業の人事マイクロデータ(従業員の人事評価表)を用いた計量分析により、研究論文を取りまとめ発表した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果は、第1に既存研究の限界であった、実際の人事評価プロセスの構造、賃金等の処遇への反映状況を人事マイクロデータにより明らかにし、戦間期の人事処遇の実態状況に関する労働史研究の基盤の拡充に貢献すること、第2に当時起きた様々な事象について、当事者の視点から事象について語ってもらうことにより、既存の研究成果等ではうかがいしれない事実ならびに当事者としての考え・意見などをオーラルヒストリー調査により明らかにし、労働史研究の研究基盤の拡充に貢献することができた。
|