研究課題/領域番号 |
17K03878
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 東京国際大学 (2021-2023) 岡山商科大学 (2020) 神戸大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
松尾 博文 東京国際大学, 国際戦略研究所, 教授 (50312814)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | サプライチェーン・マネジメント / サプライチェーン戦略 / グローバル調達 / サービタイゼーション / 企業連携 / レジリアンス / サービサイジング / サプライチェーン・レジリアンス / Covid-19 |
研究成果の概要 |
本研究は2つの研究課題からなる。第一研究課題のグローバル・サプライチェーン再編成では,再編成時に考慮される多数の要因について、調達先地域毎の、調達量変更の決定要因を明らかにした。その後、米中貿易摩擦、コロナ渦の影響で、レジリアンスが再編の主要因となり、レジリアンス戦略の研究に焦点を絞った。サプライチェーンを3類型化し、その類型毎に、レジリアンス戦略に違いがあることを明らかにした。 第二研究課題のサービサイジングの展開では,高価な高温補充部品を伴うガスタービンの長期保守契約に関し、製造企業が電力会社に提示する長期保守サービス契約の最適化モデルを導出し、二次データを使用し、モデルを検証した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第一研究課題において、グローバル・サプライチェーン再編成で、様々な要因が考慮されるが、地域毎に決定要因が異なることを示し、レジリアンス戦略を導出するにあたり、サプライチェーンを類型化し、類型毎にレジリアンス戦略が異なることを示したことは新規の学術的貢献である。レジリアンスの増強は、製造業の喫緊の経営課題であり、本論文の洞察には社会的意義がある。 第二研究課題において、ガスタービンの長期保守契約デザイン、特に、製造業者と電力会社の両方にとって適正な価格付けの導出という経営問題を始めて考察したという学術的貢献がある。ガスタービンの適正な運用はSDGSの意味で社会的意義も高い。
|