研究課題/領域番号 |
17K03882
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大分大学 |
研究代表者 |
鵜崎 清貴 大分大学, 経済学部, 教授 (20232811)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | IPOs / 資金調達 / マレーシア / イスラム法準拠企業 / MABHR / MACAR / 新規株式公開 / 非イスラム法準拠企業 / 新規株式公開(IPO) / 東南アジア地域 / イスラム諸国 / マレーシア証券取引所(MSE) / アンダーライターの名声 / アンダープライシング / イスラム法非準拠企業 / ASEAN / Islamic Countries |
研究成果の概要 |
本研究では、2014年から2015年に新規株式公開(IPOs)を行ったイスラム法準拠企業16社について,株価の長期パフォーマンスを分析した。Datastream Thomson Reutersのデータベースから株価を収集し,観察期間を,2015年12月から2018年12月末までとした。本研究,IPOsの長期的なパフォーマンスを分析するために,異常リターン(MABHR)法を用いた。 この分析結果は,MABHRが-43.161%であった。これは,株価がマレーシア証券取引所の市場よりも低いことを示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の目的は,今日発展著しい東南アジア地域のイスラム諸国(マレーシア)におけるイスラム法準拠企業(Shariah-compliant company)と非イスラム法準拠企業(Non-Shariah-compliant company)の新規株式公開(Initial Public Offerings: IPOs)のアンダーパフォーマンスの発生を確認することであった。その結果,IPOsを行ったイスラム法準拠企業企業の株価が,マレーシア証券取引所の平均株価よりも低いことを示している。 この結果は,投資家がより高いリターンを得る投資ポートフォリオを開発するために有用である。
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