研究課題/領域番号 |
17K03888
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 大阪学院大学 (2019) 大阪市立大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
太田 雅晴 大阪学院大学, 経営学部, 教授 (00168949)
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研究分担者 |
崔 宇 追手門学院大学, 経営学部, 准教授 (60445004)
川村 尚也 大阪市立大学, 大学院都市経営研究科, 准教授 (80268515)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 情報システム開発 / イノベーションマネジメント / グローバルオペレーションマネジメント / 経営情報 / グローバルイノベーション / グローバルオペレーション / 情報システム / イノベーション / サプライチェーン / イノベーションコミュニティ / IT / システム開発 / サプライチェーンマネジメント |
研究成果の概要 |
本プロジェクトでは、競争力あるグローバルイノベーションを牽引するIT ツールおよびIS のあり方の提言を目的とした。3年間にわたる主たる企業でのヒヤリングから、目立ったのは、IoTの使い方および製造設備のモジュール化の進展、全社システムはERPなどの統括パッケージソフトウェアに一本化、どこの企業も詳細に現場のデータを収集して独自に培ってきた小集団活動のさらなる活性化に生かしたり、グローバルな生産拠点での品質の統一化や、様々な社会的変化に対応するための生産量の変動に対処するため生産工程を、より短く、また小規模とするパッケージ化もしくはモジュール化が進展していると結論づけることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
昨今の急速なグローバル化の中、グローバル経営をいかに合理的・効率的に行うかが重要課題 であり、そのためにはIT(Information Technology)は欠かせないが、我が国企業のそれへの対応遅れが危惧されており、それに対する処方箋を投じるものである。当初は、競争力あるグローバルイノベーションを牽引するIT ツールおよびIS のあり方に関わるフレームワーク提言を目的としたが、ヒヤリングを通じて、日本が培ってきた経営方策にITを組み込む方式でケイパビリティを構築しようとしており、それも有用な方策であることがわかった。しかし、今後、それが真に有用であるかどうかは検証が必要である。
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