研究課題/領域番号 |
17K03897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 中央大学 |
研究代表者 |
堀内 恵 中央大学, 商学部, 教授 (20338651)
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研究分担者 |
清水 智 山梨学院大学, 経営学部, 教授 (90162700)
安積 淳 拓殖大学, 商学部, 准教授 (10348302)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 自律分散型の取引処理システム / ブロックチェーン / REA ontology / MERODE / DEMO / ビジネス取引のステートマシン / ISO15944-4 / デザインサインス研究 / 自律分散型取引処理システム / デザインサイエンス研究 / スマートコントラクト / REAオントロジー / CPNを用いるモデル構築 / 実践事例の実態調査 / 取引処理システム / 経営学 / 経営情報 / REAモデル |
研究成果の概要 |
第1の成果は,「売手の視点」,「買手の視点」および「独立の視点」という3つの視点を一つの取引モデルで同時に支援できる取引モデルの開発に成功したことである.第2の成果は,これは本研究プロジェクトで最も重要な貢献といえるが、実行可能な有限状態マシンとしてのREA公理を人間とコンピュータが理解できるレベルで形式化させたことである.第3の成果は,事前定義された取引に従って取引が展開される際に,取引の進捗状況を適宜取引の当事者に伝える「ビジネス取引のステートマシン」の既存研究の限界(取引完了に必要なビジネス事象の網羅性の把握問題)を解決する人間とコンピュータが理解できるレベルで形式化させたことである.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
第1に,将来的には,これらの成果がこれまでの経済と共有経済の両方における財務とロジスティクスの両方の領域で、汎用の意味論BC技術の信頼性に貢献すると期待できる.このモデルを利用することで,SCにおけるトレーサビリティとアカウンタビリティの両方を促進させることが期待できる. 第2に,「事象の二段階認識方式」のあり方が,本質的な要素と状況に応じて変化する要素との区別に利用できることから,社会関係のレベルで認識すべきプログラムを定義するときには,そのプログラムの構成の定義において際に大いに役立つことが期待される.つまり,IoTをはじめ顧客を満足させるためのプログラムの定義に貢献することが期待できる.
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