研究課題/領域番号 |
17K03903
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
川北 眞紀子 南山大学, 経営学部, 教授 (60440806)
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研究分担者 |
薗部 靖史 東洋大学, 社会学部, 教授 (80456285)
堀田 治 南山大学, 経営学部, 准教授 (00805632)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 芸術支援 / 社会貢献 / アート・マネジメント / 芸術の消費者 / CSR / 鑑賞者行動 / スポンサーシップ / 企業ブランド / 関与 / コミットメント / アンバサダー / 芸術文化組織 / 芸術のマーケティング / 鑑賞者 / 消費者行動 |
研究成果の概要 |
【Study.1】芸術文化組織と鑑賞者の関係性について:芸術文化組織の消費者についての定性研究と定量研究を実施した。芸術の消費者像を分析し描き出し,それに対応するそのマーケティング戦略を検討でき,Study.1のゴールに至った。 【Study.2】芸術文化組織と支援企業の関係性に関する研究については、企業のCSR担当者へのインタビューを実施してきている。資生堂,サントリー,トヨタ自動車,ベネッセ,日本毛織といった企業の担当者に何度も取材を行った。企業がなぜ芸術に支援するのかについての枠組み、各社の事例研究の発表することができた。国際学会では定量研究を発表するなど、成果を発信できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、音楽ホールや文化施設、美術館、芸術団体といった芸術文化をあつかう組織が、いかにマーケティングしていけばよいのかを考える基礎をつくることを目的としている。そのために、観客をマーケティングの視座での消費者として捉えることが必要となる。その視点で芸術の消費者との関係性を強化するようなマーケティング対応を検討することは意義があるだろう。特にコロナ危機を迎えた現在においては。また、日本の文化行政の弱さを考えると、芸術を支える基盤としての企業からの支援は、芸術組織にとって重要な資金源である。企業にとっても芸術組織と関わることはプラスの影響が大きい。そのメカニズムを明らかにすることは意義がある。
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