研究課題/領域番号 |
17K03904
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 京都産業大学 |
研究代表者 |
中野 幹久 京都産業大学, 経営学部, 教授 (70351690)
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研究分担者 |
松山 一紀 同志社大学, 社会学部, 教授 (80351691)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | サプライチェーン・マネジメント / 組織構造 / SCM部門 / 公式化 / 集権化 |
研究成果の概要 |
本研究では、日本の製造業者108社へのアンケート調査を実施して、企業内のサプライチェーン構造とオペレーションのパフォーマンスの関係についての仮説を検証した。組織内構造については、主な特性である「公式化」と「集権化」に焦点を当てた。構造方程式モデリングの結果、運営タスクの集権化と戦略タスクの集権化の間の相関関係、両タスクの集権化の公式化への正の影響、公式化の応答性パフォーマンスへの正の影響に有意性が確認された。加えて、公式化が効率性パフォーマンスに正の有意な影響を及ぼさない理由を、フォローアップ・インタビューを通じて明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、サプライチェーンにおける組織内構造とオペレーションのパフォーマンスの関係について、それを分析するための実証プロセスを構築・共有したことである。 また、社会的意義については、アンケート調査に協力していただいた企業やSCMの専門家向けの報告書を作成し、研究成果を共有した。その内容は、企業がSCM部門を新たに設置したり、SCM改革を企画・推進する上で参考になるだろう。
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