研究課題/領域番号 |
17K03910
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
井戸田 博樹 近畿大学, 経済学部, 教授 (10352957)
|
研究分担者 |
中谷 常二 近畿大学, 経営学部, 教授 (70398501)
辻 正次 神戸国際大学, 経済学部, 学長 (90029918)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | ソーシャルメディア / ユーザー協働型イノベーション / ネットワークコミュニティ / リードユーザー / モチベーション / ソーシャルキャピタル / イノベーションプロセス / 規範 / ユーザー協調型イノベーション / 信頼 / 経営情報 / イノベーション |
研究成果の概要 |
ソーシャルメディアを活用したユーザー協働型イノベーションの成功要因について、企業と消費者の両面から実証研究した。 その結果、①ソーシャルメディアがユーザー協働型イノベーションに有用であることが確認された。また成功要因として、②企業が吸収能力を含むイノベーション能力を高めること、③消費者がネットワークコミュニティ内外のリードユーザーとの紐帯を持つこと、④ネットワークコミュニティ内に豊かなソーシャルキャピタルを醸成維持すること、⑤消費者は好奇心、承認欲求、金銭的インセンティブを求めてイノベーションに参加していることを企業が理解することなどが重要であることが判明した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ソーシャルメディア活用に着目し、ユーザー協働型イノベーションについて実証した日本でも数少ない研究である。欧米に比べてこの分野の研究成果の蓄積は十分でない。そこで、経営情報論、経営倫理、経済政策学を専門分野とする研究者が共同研究してユーザー協働型イノベーションの成功要因について検証した。 研究は、イノベーションプロセス、ネットワークコミュニティ、リードユーザー、モチベーション、ソーシャルキャピタルなど多岐にわたる。これらの成果は、イノベーションを成功させたい企業とイノベーションに携わりたい消費者両者にとって役立つ知見を与えている。
|