研究課題/領域番号 |
17K03918
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
西出 優子 東北大学, 経済学研究科, 教授 (60451506)
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研究分担者 |
上西 智子 東北大学, 経済学研究科, 博士研究員 (70420023)
李 浩東 東北大学, 経済学研究科, 博士研究員 (10803059)
中尾 公一 兵庫県立大学, 国際商経学部, 准教授 (60807098)
江口 怜 和歌山信愛大学, 教育学部, 助教 (60784064)
菊池 遼 日本福祉大学, 社会福祉学部, 助教 (40823167)
田中 陽平 東北大学, 工学研究科, 特任助教 (30827895)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 社会イノベーター / ソーシャルキャピタル / 信頼 / 共感 / 多様性 / 当事者意識 / ミッション / レジリエンス / 非営利組織 / 社会関係資本 / 教育 / リーダー / インクルージョン / リーダーシップ / 人材育成 / 復興 |
研究成果の概要 |
本研究においては、社会の課題解決や変革を目指すNPOや社会的企業等を率いる社会イノベーターを持続的に輩出するにはどうすればよいか、という問いに対して、社会関係資本ベースの教育手法の開発と実践を行なった。 その結果、社会人基礎力をもとに、信頼とつながり、共感、多様性と包摂、当事者意識、地域や他者への貢献意欲、主体性、ミッション、相互学習と強靭な回復力を引き出す機会や場を持続的に創出することの重要性が明らかになった。また、サービスラーニングやPBL等を中心に、多様なリーダーシップとフォロワーシップ、学習する組織・実践コミュニティ、メンターと仲間の複層的な存在と行動が求められることも示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的意義は、社会イノベーターの育成輩出に関し、これまでの先行研究ではあまり注目されてこなかった社会関係資本の視点をふまえた教育手法およびその評価手法を開発したことで、社会イノベーター、リーダーシップやフォロワーシップ、NPO教育、サービスラーニングやPBLの理論と実証研究の発展の一助となったことにある。 実践的意義は、大学や研修の場で、共感や多様性、強靭な回復力を引き出す機会の創出やメンターと仲間の存在など、持続的に社会で活躍する人材育成輩出に向けた中核的能力や態度、実践コミュニティの醸成を組み入れる可能性を示唆したことである。
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