研究課題/領域番号 |
17K03921
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
|
研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
辺 成祐 近畿大学, 経営学部, 准教授 (40737467)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2021年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 工程間調整 / 組織間調整 / 調整能力 / プロセス産業 / 鉄鋼産業 / 一貫品質管理 / 製紙産業 / 操業技術 / パターン知識 / 公差管理 / 累積公差 / 技術知識の発展段階 / 工程間調整能力 / 組織間調整能力 / 工程アーキテクチャ |
研究成果の概要 |
本研究は、鉄鋼産業など、いわゆるプロセス産業において、生産工程間の調整、そして、その生産工程を担当する組織(例:チーム)間の調整が、どのように行われ、高品質の製品づくりとは、どのような関係があるかを明らかにした。鉄鋼産業では、高級鋼の自動車用鋼板を生産するために、品質バラツキを理解して、工程ごとに公差を設定し、その情報を共有しながら、複数工程と組織が一つの工程・組織のように対応する必要がある。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
鉄鋼製品、化学製品、ビールは、一本の‘ひとつづき’の生産プロセス、つまり複数の設備の連鎖によってつくり出されるため、複数工程に跨る一貫した管理技術が求められる。本研究で事例として取り上げた自動車用鋼板の場合、工程間の調整と組織間の連携が重要である。既存研究では、工程間調整能力の実態、その能力を構築していくプロセス、調整能力とパフォーマンスとの対応関係については十分に検討してこなかった。
|