研究課題/領域番号 |
17K03925
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
白肌 邦生 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 准教授 (60550225)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 地域おこし協力隊 / 中間人材 / 制度ワーク / サービスワーク / 地域経営 / 地域活性化 / サービスエコシステム / 人材モデル / 資源統合 / 専門知識の活用 / コミュニケーション / 正当化 / 価値共創システム / 地域サービス経営 / 地域資源統合 / 活性化人材 |
研究成果の概要 |
本研究は,地域に住みながらも外部の視点で地域を捉える人材を中間人材と定義し,その人材の地域活性化に与える影響やそのための行動について分析することで,行動論の視点から新しい地域活性化人材モデルを提案することを目的にしている.地域おこし協力隊を中間人材の代表的人材像とし,彼らの活動記録およびインタビューデータを研究資料とし,テキスト分析を基に概念化した.結果,地域資源に対して新しい知識を適用することで価値提案する,いわゆるサービスワークと共に,価値提案の正当性の確保や地域の制度的要因を変革する,いわゆる制度ワークを両立することで,地域活性化を進める行動モデルを構築した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地方地域の活性化は我が国の重要課題である.本研究は,地域における中間人材として,地域おこし協力隊の行動に注目し,これまで研究蓄積の乏しかった行動モデルの見地から,人材モデルを構築・提案したことに価値がある.具体的にはこれまで別々に議論されてきた,サービス科学,制度論,社会イノベーションモデルを統合する行動モデルを構築した.このモデルに基づくことで,中間人材の支援策立案に貢献が期待できる.
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