研究課題/領域番号 |
17K03933
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
目代 武史 九州大学, 経済学研究院, 准教授 (40346474)
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研究分担者 |
宇山 通 九州産業大学, 商学部, 准教授 (50584041)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | リーン生産方式 / マッピングツール / VSM / ものと情報の流れ図 / 改善活動 / 技術移転 / 物と情報の流れ図 / 経営学 / 国際経営 |
研究成果の概要 |
本研究は、リーン生産方式(LPS)の導入や改善の過程を可視化する手段としてマッピングツールに着目し、その概念的拡張、生産現場への適用方法、その有用性と課題の探求に取り組んだ。その結果、(1)VSMやCTPなどの分析ツールの制約条件と相互関係の整理、(2)日本の自動車部品メーカーにおけるマッピングツールの活用実態(ツールの内容、手順、組織体制など)、(3)マッピングツールの人材育成や人材選抜の手段としての効果を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来、社会科学における生産システムの分析では、LPSの導入→生産工程の変化→結果という連鎖において、真ん中の生産工程の変化を効果的に再現性のある方法で記述する手法が乏しかった。本研究はそのリサーチギャップを埋めるものである。また、LPSは日本の生産慣行を源流とするが、すべての日本企業がLPSの導入に成功しているわけではない。本研究が示したマッピングツールの概念枠組みと実証研究の成果は、LPSのより実践的な導入手法の確立に貢献するものと期待される。
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