研究課題/領域番号 |
17K03943
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 広島市立大学 |
研究代表者 |
李 在鎬 広島市立大学, 国際学部, 教授 (40342133)
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研究分担者 |
塩地 洋 京都大学, 経済学研究科, 教授 (60215944)
富山 栄子 事業創造大学院大学, 事業創造研究科, 教授 (40449426)
平野 実 県立広島大学, 経営情報学部, 教授 (00405507)
菊池 航 立教大学, 経済学部, 准教授 (00710724)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 中間財メーカー / 成長戦略 / 顧客範囲 / 製品範囲 / コアコンピタンス / サプライ・チェーン・マネジメント / サプライヤー / 国際経営 / 国際合弁 / 自動車 / 独立系 / 自動車部品メーカー / 資本系列 / 海外戦略 / 顧客 / 製品 / コンピタンス / 独立系企業 / 自動車産業 / 日本 |
研究成果の概要 |
本研究は、顧客範囲の軸に加え、製品範囲の軸、コアコンピタンスの3つの軸からなる独自の「成長戦略カップ」のフレームワークを用いて、完成車メーカーと長期取引関係にある中間財メーカー視点の成長行動のパターンとそのプロセスを動態的に捉えるものである。分析方法としては主に深度ある定性分析に依拠し、特に戦略的裁量の高い独立系部品メーカーの成長のプロセスとその成果との関係性について検討を行た。その結果、中間財メーカーが成長可能な空間は顧客と製品範囲、コアコンピタンスの積により決まるが、3軸は互いに独立しているものではなく、主にコアコンピタンスが顧客軸と製品軸の成長可能性を規定するということが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
主な学術的意義は2点である。第一に、従来完成車メーカーを中核とするサプライ・チェーン・システム論において中間財メーカーの視点の成長戦略を提唱することによって当該分野をより充実化した。第二に、企業成長論においてはAnsoff のGrowth Vectorsの3軸である地理的市場、製品技術、市場ニーズがそれぞれ独立した次元として捉えられており、製品技術が市場範囲拡張へ及ぼす影響が欠落しているという問題点を修正することによって、企業成長戦略モデルの精緻化に貢献した。 社会的には、日系の自動車関連中間財メーカー本位の成長戦略を支援する的確な産業政策を立案する上で示唆を与えるものである。
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