研究課題/領域番号 |
17K03945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
鳥取部 真己 北九州市立大学, 大学院マネジメント研究科, 教授 (80454396)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 人的資源管理 / 仕事経験 / 創造性 / 人材育成 / 経営学 |
研究実績の概要 |
令和4年度についても、昨年度・一昨年度同様に新型コロナ感染症の感染拡大や収束の繰り返しのなかで、自らの講義や指導学生対応に加えて所属組織全体の教育活動維持に翻弄された。また、所属組織においてウィズコロナを見据えた教育改革を進める中心メンバーの一人として、コロナ禍に対応した設備の維持・高度化や、導入した設備のさらなる利活用推進に忙殺された。コロナ禍のなか、一部の活動に対する緩和の動きはあったものの、昨年度・一昨年度同様に移動や出張の自粛ムードが継続し、協力を得られると見込んでいた企業へのアプローチが進めにくい状況が続いたうえ、協力を得る研究者からの協力や研究会などの開催が難しい状態が継続することになった。 これらの状況の結果、令和4年度に行った研究活動が、既研究成果の再確認や関連する諸文献の渉猟と、それらをふまえた概念間関係の検討など、本研究にまつわる活動を維持するうえでの活動に限定されてしまった。そのため、令和4年度についても具体的な研究業績を得ることができない状態が続くことになってしまった。 令和5年度は、新型コロナ感染症が5類感染症に変更されるなどコロナ禍がほぼ終息することが見込まれる。過去のコロナ禍のなかでの研究を推進できなかった状況をふまえつつ、研究時間の捻出に取り組むとともに、研究活動の合理化も進めることとし、企業訪問によるインタビュー調査やアンケート調査の実施に代わってWEB調査の活用や遠隔環境の活用を進めることで、当初予定していた研究成果に少しでも近づけた研究成果出しに取り組みたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
所属組織内での新型コロナ対応の中心メンバーの一人として、自らの講義だけでなく所属組織内の対面講義と遠隔講義の切り替えや、3密回避による対面講義の実施に向けた教室設備や遠隔設備面の整備と維持、さらにはその利活用推進に追われつづけたことで、個人で進める研究活動の時間の捻出が難しくなったうえ、外部からの促進要素としての勉強会・研究会の企画・実施もままならず、企業側の対応も非常に厳しいものがあり、研究活動が停滞してしまったため、このように判断した。
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今後の研究の推進方策 |
令和5年度に入り、新型コロナ感染症が5類感染症に変更されるなど、日本全体で新型コロナ感染症への対応が明確に変化している。引き続き、所属組織における教育・事務負荷は大きいものの、令和5年度は、創意工夫を進めて研究時間の捻出を図り、これまで遅れていた研究活動を推進したい。 それでも研究時間は限られることが予想されるので、当初予定していた企業・従業員に対する調査については、WEB調査などでの代替を行い、より簡易な方法で成果を得るように進めたい。また、勉強会・研究会の開催については、協力関係にある教員に絞って遠隔環境を活用した勉強会・研究会の開催を行い、当初予定していた本テーマにまつわるキャリアの多様性と能力形成との関係に迫れるように取り組むことにしたい。
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